7/2 日記
読んだ
読みづらいところ、人物描写が薄いところ、それから場面転換が急なところが多かったように思う。ライトノベル+ハードボイルドでライトボイルドとのことだが、どっちつかずな印象を受けた。あとがきを読んだところ作者の処女作ということなので、これからなのだろうか。 ライトボイルドと言われちゃうと、「ドラゴンキラーあります」と比較しちゃうから結構きついかも。
一途な朱門蓮歌が好き。
「最愛の人の挑戦を信じられないなら女をやめるわ」
あとはかつての相棒とのかけあいとかね。
「最後はいつも力技だな」
「奇跡に見合う努力はしてきた」
「知ってるよ」
この辺好き。
観た
西部劇。悪党に支配された街を取り戻せ!
「七人の侍」も「荒野の七人」も未読。味方側の7人が無双する話かと思いきや、実際には味方側もバンバン死ぬ。案外相手側も頑張ってたわ。ガトリング無双。
イ・ビョンホンがナイフの指導を村人に断られるところと死の天使グッドナイト・ロビショーの帰還、それからクリス・プラットが貰った煙草の火でガトリング爆破するシーンがいい。直前まで敵ながらあっぱれと死んでいくシーンだったのに、ダイナマイトでドン!
「ツキが回ってきたぜ!」
最高。
あと、今期アニメのFate/Apocryphaとナイツ&マジックを観た。ナイツ&マジックは普通の転生ものっぽいけど、とりあえず両方とも視聴継続。
【感想】正解するカドの終わり
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正解するカドを最終話まで観た。
以下感想。
続きを読む6/30 日記
6月ももう終わり。これから梅雨が明けて更に熱くなってくんだろな......。
読んだ
本誌で読んだ代書屋レオフリクを読み返したかったので購入。あとがきにはもう一話くらい描きたかったとあるが、確かに奇麗におさまっているので、ここで終わるのが美しい感はある。読みたい気持ちも、もちろんあるが。
三話のエルフレダへの熱い「恋文」こそレオフリクの本領。
「これが文化さ!」
「あと、登場人物としては別に『終わって』なんかないぞ」
他の短編も面白かった。「聖女の砲声」がお気に入り。
ヴェルヌは『十五少年漂流記』のみ小学生くらいに読んだ。初めて読んだ長編小説ではなかろうか。
教授と助手とガイドが地底へ潜る冒険物語。一巻が安くなっていたため読んだ。面白かったけど続きはどうするかな。せっかくだから原作の方を読もうかな。
アフタヌーンのサイトで一話を試し読みして購入。三話構成のサスペンス。二話までは何となく予想していたけど、三話でもう一度ひっくり返された。起承転転結。
おまけのその後の話も印象的。
「”狩られる側”より”狩る側”の方がおもしろいぞ」
サトサセ少年と妄想女子の青春物語。絵がかわいい。
柳沼君はサトサセという体質よりも、天然な性格の方が個性的なんじゃないかと思う。強面シャイボーイの松隈君がいい。「県大会で金賞取った」
根津さんはまだ掘り下げが足りてない感がある。柳沼-大上ラインに恋愛面で割りこんでいく流れになるのだろうけど。
1巻最後でエロ大王時代のトラウマを一部割りきり一歩踏み出した大上さん。次巻も多分買うと思う。
【感想】弱キャラ友崎くん 4巻
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読んだ。
ゲームでは強キャラ、現実では弱キャラの友崎くんが、現実最強キャラ日南さんの指導のもと、「人生」というゲームの中で強キャラになるべく自分をレベル上げする物語。その4巻。
続きを読む【感想】スーパーカブ
これは面白かった。
家族が失踪し奨学金で高校に通う小熊ちゃん。なんとなく立ち寄ったバイク屋で、偶然(幸運にも)購入することになったスーパーカブ。手に入れたバイクでどんどん広がっていく小熊ちゃんの世界。同じようにカブで通う同級生との出会い。カブがあったからできたクーリエのアルバイト。あらたな装備を手に入れることで拡がる行動範囲。修学旅行に原付で追いついてやろうなんて、当初は絶対に取らなかったであろう小熊ちゃんの変化にほっこりする。
淡々とした文章で物語は進むが、一人暮らしを始めたり、大きく生活に変化があったときの、あのワクワクが読んでて伝わってくる。
電子特別版の短編も良かった。接点のないただの同級生から、バイクを通じてお互いをなんとなく認め合い、友達となった礼子との関係が、この短編できれいに落ちた。
「小熊がスーパーカブから教えてもらったことがもう一つあるとすれば、人には機械のようなセカンドマシンはないということだろうか。」