【感想】虚構推理を読んだ
虚構推理を読んだ。
虚構推理は小説のコミカライズで、漫画を描いているのは「スパイラル~推理の絆~」の城平京先生。
私はスパイラルはガンガン本誌で読んでいた。ラストのひよのさんにメンタルをやられた人間の一人である。
虚構推理はニコニコ漫画などで1話が公開されており、その1話を読んで原作小説を読んだ。
現在は文庫版も発売されている。
漫画版も原作準拠で話が進む。
原作に比べ漫画版の方が読みやすいように感じた。ヒロイン二人の喜怒哀楽、それに嫉妬などの表情の変化がコミカルに分かりやすく描かれており、読んでいて楽しい。原作でストーリーを知っていても、これだけで漫画版を買う価値があったと思う。 あと寺田さんが小説版の印象よりもカッコよかった。
最後の部分に関しても、戦闘と推理が同時進行で進んでいく様子などもコマ割りで同時に表現できる漫画版の方が見やすい。これは媒体の問題なのでどうしようもない部分ではあるが。
漫画で端折られてストーリーが分からない、ということもなく、良コミカライズだと思う。とりあえず6巻で原作分は完了で、7巻からは原作者書き下ろしのショートストーリーなどを挟み、続編の長編となっていく模様。楽しみ。
ニコニコ漫画で「天賀井さんは案外ふつう」も読んだ。
こちらはあんまり合わなかった。
突拍子もない設定がポンポンでてくるばかりでいまいちストーリーの全体像が見えないのと、キャラクターがあまり魅力的でない。