水中を飛ぶ

漫画・本・映画・ゲームなどの感想。メルストプレイしています。自分のキャラ模索中。

【感想】「Dr.STONE」を読んだ

Dr.STONE 1 (ジャンプコミックス)

Dr.STONE 1 (ジャンプコミックス)

 

 

ジャンプを購読するメリットは、こんな漫画を一切前情報無しで読むことができることだと実感できた。未読の人はできればあらすじも調べず、先入観なしで読んでみてほしい。

 

続きを読む

【感想】蜘蛛ですが、なにか?を読んだ

 

原作未読。面白かった。 

異世界転生もの。蜘蛛型モンスターに生まれ変わると言う設定だが、初期説明なし、初期チートなしで幼体の状態からスタート。味方もなし、武器もなし、スキルもほぼなしでダンジョン内で生き抜いていかなければならない。

スト―リーが進むにつれてどんどんスキルを身につけていくが強くなっていくが、それでも現れる敵は全て格上。策と不意打ちで頑張り、それでも壁にぶつかり続ける蜘蛛ちゃんを見てて応援したくなる。

「無関係じゃない。無関心でもいられない。ここで私は生きていくんだ」

 

六本足を駆使した感情表現が可愛い。着地の「解体新書」とか、「それは置いておいて」とか、魔法を使う際の「六芒星」とか。毒合成時の「バイオハザード」とかハマりすぎですわ。

3巻終盤で他の転生者もいる様子が描かれており、今後のストーリーも楽しみ。

 

【感想】サンイーター:ライジング!

 

僕のヒーローアカデミア

 

最近のジャンプの看板ともいえるこの漫画。先週までのサンイーター編はすごく面白かった。ヴィラン3人に対してサンイーター一人残して先へ行く戦略について賛否両論あると思う。しかしそんなことは些細なことではないだろうか。

 

ビッグ3と呼ばれプロヒーローをしのぐ実力を持つとも言われながらも、そのメンタルの小ささから実力を発揮できてなかった「サンイーター」環。

しかし土壇場に来てミリオの奮戦に自分も応えようと自らを奮い立たせ、3人相手を完封宣言。

雄英での努力で磨き上げた個性全開、必殺のキメラ・クラーケン。敵のかみ合った個性の連携に苦しめられながらも、状況を冷静に確認し、敵の能力を利用しつつ薄氷の勝利を飾った。

 

この3話の展開は友情・努力・勝利!なジャンプを代表するような最高の展開だったと思う。戦略とか合理性とか確かに改めて振り返るとあれ?っと思う部分はあるかもしれない。しかし、少年漫画に求められているのはそれだけではないだろう。はいない。もっと重要なのは、読んだ時の爽快感と鳥肌よ。

 

今週のファットガム・切島コンビの戦闘も面白そうなので期待。ベテランヒーローファットガムは切島をどこまで引き上げてくれるのか。

「持ってたら誰でも勝てる そういうのはケンカじゃない」

「待て…… ケンカにならないぞ? まいったな……」

「わかってくれたか 良いデブだ!

敵キャラの乱波さんもいいキャラだね。一言一言が面白い。

【感想】さよならわたしのクラマーを読んだ

 

さよなら私のクラマーを読んだ。

読んだ後前作の「さよならフットボール」も読んだ。

 

運動音痴の私にはスポーツ全般について楽しいという感覚が分からないが、スポーツ漫画は結構好き。友情・努力・勝利

この漫画は高校女子サッカーの漫画。蕨青南高校女子サッカー部が強豪高校に挑んでいく様子を描いている。

少女たちのデフォルメされた悪だくみニヤリ顔、そして試合中の両チームがぶつかり合う熱量が印象的な漫画。味方も敵も魅力的なキャラが多く読んでいて楽しい。続きにも期待。

 

【感想】虚構推理を読んだ

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 
虚構推理(6) (月刊少年マガジンコミックス)

虚構推理(6) (月刊少年マガジンコミックス)

 

虚構推理を読んだ。

 

虚構推理は小説のコミカライズで、漫画を描いているのは「スパイラル~推理の絆~」の城平京先生。

私はスパイラルはガンガン本誌で読んでいた。ラストのひよのさんにメンタルをやられた人間の一人である。

 

虚構推理はニコニコ漫画などで1話が公開されており、その1話を読んで原作小説を読んだ。 

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)

 

現在は文庫版も発売されている。

虚構推理 (講談社文庫)

虚構推理 (講談社文庫)

 

 

漫画版も原作準拠で話が進む。

原作に比べ漫画版の方が読みやすいように感じた。ヒロイン二人の喜怒哀楽、それに嫉妬などの表情の変化がコミカルに分かりやすく描かれており、読んでいて楽しい。原作でストーリーを知っていても、これだけで漫画版を買う価値があったと思う。 あと寺田さんが小説版の印象よりもカッコよかった。

最後の部分に関しても、戦闘と推理が同時進行で進んでいく様子などもコマ割りで同時に表現できる漫画版の方が見やすい。これは媒体の問題なのでどうしようもない部分ではあるが。

漫画で端折られてストーリーが分からない、ということもなく、良コミカライズだと思う。とりあえず6巻で原作分は完了で、7巻からは原作者書き下ろしのショートストーリーなどを挟み、続編の長編となっていく模様。楽しみ。

 

ニコニコ漫画で「天賀井さんは案外ふつう」も読んだ。

 こちらはあんまり合わなかった。

突拍子もない設定がポンポンでてくるばかりでいまいちストーリーの全体像が見えないのと、キャラクターがあまり魅力的でない。