水中を飛ぶ

漫画・本・映画・ゲームなどの感想。メルストプレイしています。自分のキャラ模索中。

【感想】蜘蛛ですが、なにか?を読んだ

 

原作未読。面白かった。 

異世界転生もの。蜘蛛型モンスターに生まれ変わると言う設定だが、初期説明なし、初期チートなしで幼体の状態からスタート。味方もなし、武器もなし、スキルもほぼなしでダンジョン内で生き抜いていかなければならない。

スト―リーが進むにつれてどんどんスキルを身につけていくが強くなっていくが、それでも現れる敵は全て格上。策と不意打ちで頑張り、それでも壁にぶつかり続ける蜘蛛ちゃんを見てて応援したくなる。

「無関係じゃない。無関心でもいられない。ここで私は生きていくんだ」

 

六本足を駆使した感情表現が可愛い。着地の「解体新書」とか、「それは置いておいて」とか、魔法を使う際の「六芒星」とか。毒合成時の「バイオハザード」とかハマりすぎですわ。

3巻終盤で他の転生者もいる様子が描かれており、今後のストーリーも楽しみ。